
特に地方で暮らしてると、給料の上がらなさに眩暈がするよな。 都会のキラキラした生活とは無縁。 それでもなんとか毎日必死に生きてる。
今回は、そんな俺の、マジでリアルな7月分の生活費を全部さらけ出そうと思う。 これは地方で働く営業事務、手取り13万9千円の人間の、一切盛ってない現実だ。
「自分だけじゃないんだ」って安心するもよし、「こうはなりたくない」って反面教師にするもよし。この記事を読めば、少なくとも金の現実とどう向き合うべきか、何かしらのヒントは掴めるはずだ。絶望の淵から、どうやって未来をこじ開けていくか、一緒に考えていこうぜ。
まず、俺のスペックを軽く共有しておく。 地方住みで、今年の4月から正社員として働いてる営業事務だ。 旦那と二人暮らしをしてる。
で、肝心の7月分の給料。 手取りで、13万9,000円。
……少なくないか? いや、少なすぎるだろ。 正社員だぜ? ボーナスも雀の涙だってのに、毎月の給料がこれじゃあ、正直やってらんないってのが本音だ。 まあ、これが地方のリアルな給与水準ってやつなんだろうな。
求人票を見ても、似たり寄ったりの金額が並んでる。
ちなみに、家賃は折半してるけど、電気代、水道代、車の保険みたいなデカい固定費は旦那が払ってくれてる。 それでこのギリギリ感だ。 もし一人暮らしだったらと思うと、マジでゾッとする。
さあ、前置きはこれくらいにして、このなけなしの13万9千円が、一体何に、どうやって消えていくのか。 その全貌をとくとご覧あれ。
まずは絶対消える金!恐怖の固定費内訳。
給料が入った瞬間に、有無を言わさず引き落とされる固定費。 こいつらが毎月の家計をガッチガチに固めてくる。 まずは、この避けられない出費から見ていこう。
家賃:40,000円。
俺が住んでるアパートの家賃は、全部で8万円くらい。 これを旦那と半々で払ってるから、俺の負担は4万円だ。 地方にしちゃ、まあまあ普通の金額かな。 二人で住むにはちょうどいい感じの2DKだ。
同棲してるカップルや夫婦は、家賃の分担ってどうしてるんだろうな。 うちは完全に折半だけど、収入に応じて傾斜をつけるってのもアリだよな。 まあ、うちは旦那の方が稼いでるから、他の固定費を持ってもらってバランスを取ってる感じだ。
この「家賃折半」ってルールのおかげで、なんとか生活できてるってのは間違いない。
保険:6,748円。
次は保険。 俺は医療保険とがん保険に入ってて、合計でこの金額だ。 若いからまだいらないって思うやつもいるかもしれんが、俺はそうは思わない。 一度デカい病気やケガをしたら、この少ない給料じゃ一発で詰む。 治療費もそうだし、働けなくなった時の収入減も怖い。
月々6,000円ちょいの出費は正直痛い。 でも、これは未来の自分への「安心料」だと思ってる。 転ばぬ先の杖ってやつだ。 何も起きないのが一番だけど、何かあった時に「あの時入っておいてよかった」って思うための、必要経費なんだよ。
コンタクト代(積立):3,000円。
だから、毎月3,000円ずつ「コンタクト代」として積み立ててる。 こうしておけば、購入する時に財布がスッカラカンになるのを防げる。 これ、地味だけど超おすすめのテクニックだ。 デカい出費が定期的にあるやつは、こうやって月々で分割して積み立てておくと、ダメージを分散できるぜ。
サブスク:2,300円。
現代人にとって、サブスクはもはやインフラの一部だよな。 俺が入ってるのは、Netflix、Apple Music、あとは某アイドルのファンクラブサイト(JSWeb)だ。
映画もドラマも見たいし、音楽も聴き放題がいい。 そして、何より「推し」の存在は、この厳しい社会を生き抜くための活力源だ。 月2,300円で心が潤うなら、これはもう必要経費として計上するしかない。 節約のために全部解約するって手もあるけど、それで心がカサカサになったら、何のために働いてるのか分からなくなるからな。
ここまでが固定費だ。 合計すると、52,048円。 すでに給料の3分の1以上が確定で消えていく計算だ。
毎月のサバイバル!変動費との終わりなき戦い
固定費はまあ、ある意味で諦めがつく。 問題はここからだ。 自分の心がけ次第で良くも悪くもなる、変動費との戦いが始まる。
食費:30,000円。
食費は月3万円を目標にしてる。 これは、あくまで自炊がメインの場合の金額だ。 友達とのランチや外食はここには含まれてない。
ガス代:5,700円。
これが地味に痛い。 俺んちはプロパンガスだから、都市ガスに比べて料金がマジで高いんだ。 冬場なんかは、ちょっと油断するとすぐに1万円近くいっちまう。
料理するにも風呂に入るにもガスは必須だから、節約するといっても限界がある。 追い焚きをなるべくしないとか、食器を洗う時にお湯の温度を少し下げるとか、涙ぐましい努力を積み重ねてこの金額だ。 早くプロパンガスの呪縛から解放されたいぜ。
携帯代:2,709円。
通信費は聖域だ。 ここをいかに安く抑えるかで、毎月の余裕がマジで変わってくる。 俺はY!mobileを使ってる。 もう機種代の分割も払い終わってるから、純粋な通信料だけでこの値段だ。
昔は大手キャリアに月8,000円とか払ってたけど、格安SIMに乗り換えて本当に世界が変わった。 通信速度も全く問題ないし、なんで今まであんな高い金を払ってたんだろうって思う。 まだ大手キャリアのままってやつがいたら、マジで今すぐ乗り換えを検討した方がいい。
年間で数万円単位の節約になるからな。
ネット代:5,723円。
家のインターネットは、今UQ WiMAXを使ってる。 これもまあ、可もなく不可もなくって感じなんだが、ちょうど契約の更新時期が来た。
いろいろ比較検討した結果、次は楽天ひかりに乗り換えることに決めた。 そうすりゃ、もう少しだけ安くなるはずだ。 携帯代もネット代も、一度契約したらずっとそのままってのは一番損するパターンだ。 定期的に自分の使い方に合ったプランがないか、もっと安いサービスが出てないかを見直すだけで、年間で見れば結構な差額が生まれるぜ。
人間関係と未来への投資…?避けられない特別支出
固定費と変動費を切り詰めても、どうしても避けられない出費ってのがある。 それが人間関係の維持費と、未来への投資(という名の必要経費)だ。
会社の飲み会:6,000円。
これが今月一番の悩みどころだ。 会社の飲み会。 しかも、給料日前に開催されるっていう鬼畜仕様。 6,000円はマジでキツい。
断ることもできる。 できるけど、「最近の若い子は付き合いが悪い」とか陰で言われるのが、めちゃくちゃ面倒くさいんだよな。 そういう同調圧力に屈してる自分が嫌になるけど、円滑な人間関係を保つための必要経費だと自分に言い聞かせて参加してる。
この見栄と意地だけで、毎月の貴重な可処分所得が削られていく。 しんどいぜ、マジで。
帰省代:10,000円。
俺は地元を離れて今の土地で暮らしてるから、実家に帰るのにも金がかかる。 この1万円は、実家に帰るための交通費とか、ついでに家族で外食する時の飯代とか、そういうのを含んだ金額だ。
親の顔も見たいし、地元の友達にも会いたい。 だからこれも必要な出費なんだ。 でも、手取り13万9千円の中から1万円が帰省で消えるってのは、なかなかのインパクトだよな。
さて、ここまで出てきた支出を全部合計してみよう。
固定費:52,048円。
変動費+特別支出:54,432円。
支出合計:112,180円。
これを月々の手取りから引いてみる。
139,000円 - 112,180円 = 26,820円
……は?
これが、俺が1ヶ月間(正確には次の給料日までの約30日間)で、完全に自由に使える金の総額だ。 たったの、2万6,820円。 1日あたりに換算すると、900円弱。 コンビニでちょっと買い物したら一瞬で消える金額だ。
貯金1万円は夢のまた夢?リアルな使い道と将来への不安
この残った2万6,820円から、俺はさらに「貯金1万円」を捻出しようと目論んでいる。 だが、正直言って、かなり厳しいと言わざるを得ない。
もし、目標通り1万円を貯金できたとしよう。 すると、残りは?
16,820円。
これが、1ヶ月分の俺の全ての娯楽費になる。 友達とのランチ、カフェ代、急に欲しくなった服、化粧品、趣味の本。 その全てを、この1万6,820円で賄わなきゃいけない。
どうだ? 絶望的な気分になってきたか? 俺は毎月この現実を突きつけられてる。 これじゃあ、スキルアップのための自己投資とか、将来のための資産運用なんて、夢のまた夢だ。 今はただ、毎月を乗り切るだけで精一杯。
このまま今の会社で働き続けて、この給料のまま歳を取っていくのかと思うと、正直、未来に全く希望が持てない。 これが、俺が今抱えているガチな不安だ。
ここまで、俺のリアルすぎる生活費を赤裸々に語ってきた。 どうだっただろうか。 共感してくれたやつも、ドン引きしたやつもいるだろう。
でも、俺はこの記事をただの愚痴や嘆きで終わらせるつもりはない。 このどうしようもない現実を直視した上で、じゃあどうすんの?って話をしたい。
答えは一つ。 行動するしかねえんだよ。
この記事を読んで、「俺もヤバいかも」って思ったお前。 今が行動する時だ。
まずは、俺みたいに自分の収支を全部書き出してみろ。 現実から目をそらすな。 何にいくら使ってるか把握するだけで、削れる部分が見えてくる。
そして、今の給料に不満があるなら、本気で転職活動を始めてみろ。 転職サイトに登録するだけならタダだ。 自分の市場価値がどれくらいなのか、どんな求人があるのかを知るだけでも、見える世界が全然違ってくる。
絶望してるだけじゃ、何も変わらない。 金がないことを嘆いてるだけじゃ、1円も生まれない。 未来は、待っていても向こうからやってきてはくれない。 自分の足で、自分の手で、こじ開けていくしかないんだ。
俺もまだ、このどん底生活から抜け出せたわけじゃない。 でも、もがき始めた。 お前も一緒に、このクソみたいな現状を変えるために、一歩踏み出してみないか?